あとでかく
★★★★☆
1話
OVA1話は山田エルフ先生回。
まず山田エルフ先生の魅力を振り返ると、山田エルフ先生は紗霧みたいに主人公の妹みたいにかわいがってほしいのに、作ってるキャラのせいで自信過剰にイキって振る舞わなきゃいけないし、そのせいで主人公には「お前が姉貴だったらよかったのに」って言われちゃうから甘えどころを見失ってるところがめちゃくちゃかわいい(超早口)
始まってみると、オリジナルのOPでエルフの朝の準備を始め、
中盤ではミュージカル展開となりめちゃくちゃ面白い。
そして後半はシリアスモードに。
ベタなこういう演出にもグッとくる。
「マサムネのおかげかな!」
そして、
「最初に意識したのは、お前の小説を読んで救われたって言われた時!私、あんたと会えて良かった!」
ってちょっと遠くから呼びかける感じで自分語り。反則級のヒロイン感。
そして一番驚いたのはED
天才すぎない?
EDとしても完璧に良いしエルフ先生のキャラにも合ってるし、エルフ先生がどれだけ準備してきたかってのもこれで伝わる…
このアニメすげえ A-1なのになんでこんなアニメ作れるの?
EDで感動しすぎて涙でた…
2話
2話は紗霧回。
OPはあえて通常OP
このアニメはもともと紗霧のアニメであるという主張なのかな
本編中頃では、エルフの特殊EDに対して、通常EDを作中に入れてしまうという演出。
妹の対抗心を演出で表す天才の仕事だと思います。
悪い妹がかわいかったり
兄さん、いつもありがとうってあ~~~~~――――――っ!!!!!
みたいな展開もあったり
亡き義母にご挨拶したり
いろいろあったものの、エルフ先生のミュージカル&特殊EDのインパクトがすごすぎてエルフ先生派にグッと傾いてしまうOVAでした。
OVA1話は山田エルフ先生回。
まず山田エルフ先生の魅力を振り返ると、山田エルフ先生は紗霧みたいに主人公の妹みたいにかわいがってほしいのに、作ってるキャラのせいで自信過剰にイキって振る舞わなきゃいけないし、そのせいで主人公には「お前が姉貴だったらよかったのに」って言われちゃうから甘えどころを見失ってるところがめちゃくちゃかわいい(超早口)
始まってみると、オリジナルのOPでエルフの朝の準備を始め、
中盤ではミュージカル展開となりめちゃくちゃ面白い。
そして後半はシリアスモードに。
ベタなこういう演出にもグッとくる。
「マサムネのおかげかな!」
そして、
「最初に意識したのは、お前の小説を読んで救われたって言われた時!私、あんたと会えて良かった!」
ってちょっと遠くから呼びかける感じで自分語り。反則級のヒロイン感。
そして一番驚いたのはED
天才すぎない?
EDとしても完璧に良いしエルフ先生のキャラにも合ってるし、エルフ先生がどれだけ準備してきたかってのもこれで伝わる…
このアニメすげえ A-1なのになんでこんなアニメ作れるの?
EDで感動しすぎて涙でた…
2話
2話は紗霧回。
OPはあえて通常OP
このアニメはもともと紗霧のアニメであるという主張なのかな
本編中頃では、エルフの特殊EDに対して、通常EDを作中に入れてしまうという演出。
妹の対抗心を演出で表す天才の仕事だと思います。
悪い妹がかわいかったり
兄さん、いつもありがとうってあ~~~~~――――――っ!!!!!
みたいな展開もあったり
亡き義母にご挨拶したり
いろいろあったものの、エルフ先生のミュージカル&特殊EDのインパクトがすごすぎてエルフ先生派にグッと傾いてしまうOVAでした。
エヴァの回答編・・・否!エヴァの復習編だ!
「エヴァの呪いに対する回答」「エヴァ・ハルヒと続いたひとつの時代を終わらせる」などいろいろと妄想をしてきましたが、そんなことはありませんでした。
関連:SSSS.GRIDMANについて(3話時点)
SSSS.GRIDMANについて(4話時点)
SSSS.GRIDMANのテーマについて考察(7話時点)
一言で言うと、旧劇を翻訳してわかりやすくしただけ。
まさかエヴァ好きでエヴァオマージュを盛り込んだアニメが旧劇と同じ結論に達するとはね・・・
「雪・・・」で消失オマージュを入れてるとか、特撮とか、いろいろ良いところもあるけれど、今回は不満点に絞って考察し、記事を書こうと思います。
全体的には高評価だし出来の良いアニメだと思ってます。結論以外は。
1. 現実と作中世界の関係はない?
立花との別れ方、現実での容姿の違いから、現実と作中世界は関係がないように思える。
つまり、本当にアカネが1から作った世界と人々。
だとすると、登場人物たちの関わりはこれ以上広がることがなく、これまでの背景もなかったことになる。
これ、いわゆる夢オチですよね。
良い方向に解釈すると、のび太の創世日記みたいな感じかな。
だとすると他の点での不満が強まるわけですが・・・
2. なぜアカネだけ還る?
この世界はアカネが作ったものであるため、すべてはアカネの心の一部だと考えていた。
あの街でいらないものが集まる場所にジャンクがあり、アカネが自分の中で不要だと思ったものがヒーロー性で、その捨てたかつての自分の心に最後は救われるという関係。
立花がジャンク屋にいたのも、「大人っぽく振る舞う自分=髪の長い現実の自分」は本当は嫌だと思ってるから。
現実では今まで立花のように振る舞っていたが、理想ではアカネにようになりたかった。
そんな不要な自分にも本当の子供っぽい自分を好きになってほしいというアカネの複雑な思い。
問川も先生もアカネの気に食わないことはしたけど、アカネ自身もそれに相当する振る舞いをしていた。
あれはアカネの中の「嫌いな自分」でもあり、そこを消そうとしてたと言える。
そして最終回には、街ごと全部、自分のすべてを受け入れて1人の現実の人格に帰る!
こんなふうに考えるとおもしろいなぁと思っていた。
でも、アカネだけが帰ってしまった。
アカネは理想の自分。才色兼備で人気者、しかも好き勝手振る舞える自分。
ちょっと変化はあったにしても、それだけ現実に還すのはどういう意味があるんだろう?
アンチもアカネから分岐したヒーロー願望だったはず。
じゃあアカネは心の一部をこの世界に残したということ?それともヒーローに憧れる自分は置いてきたってこと?
どちらにしてもしっくりこない。
3. アカネの責任は?
「命あるもの」とかやり取りがあったけど、アカネには命を奪ってきた責任がある。
改心とはいえそれだけで済む話ではないし、このあと世界はそのままアカネ無しで続きますって言われてもね・・・
これだと「誰でも持ってる『朝起きたくねぇ~学校なくなれ!』みたいな負の感情を食い物にする怪物がいるのです・・・おそろしや・・・」くらいのストーリーでしかないように見えてしまう。
4. 現実に返ろう!ってそれエヴァでやられてるから
作り物の都合の良い世界じゃなくて現実に帰ろう!ってんじゃエヴァ旧劇の焼き直しでしかないと思う。
というかそれをエヴァでやったから、その後に「自分は自分だから好きな生き方で良いんだよ」みたいなアニメがでてきたわけで、後退した感は否めない。
個人的にはUNIONと心の瞳からして「大人になりたくない自分/子供の頃みたいに純粋に好きなことをしたい自分」と「大人のふりをしてしまう自分/大人にならなきゃいけない世界」の中で答えを見つけるアニメだと思っていた。
最終回では、消したい自分も、消したくない自分も、好きになってもらいたい自分も、全部自分だから。
みたいな感じを想像していたし、もっとすごい結末が来るだろうと期待していた。
正直肩透かしを食らった気分だなぁ。
10話までは本当に最高のアニメになると思っていたんだけど。
それともよ~く考えると違う見方ができるのかな?
しばらくはみなさんの感想をググる日が続きそうだ。
追記:
監督インタビューにて、
・いまさらポストエヴァレースに参加したく、エヴァ前半を意識して作った
・終盤3話はエヴァ前半部分を守る意識が薄弱になって、手癖が出た
とありました。タネを明かせばこんなに単純ということか・・・
https://entertainmentstation.jp/367956
「エヴァの呪いに対する回答」「エヴァ・ハルヒと続いたひとつの時代を終わらせる」などいろいろと妄想をしてきましたが、そんなことはありませんでした。
関連:SSSS.GRIDMANについて(3話時点)
SSSS.GRIDMANについて(4話時点)
SSSS.GRIDMANのテーマについて考察(7話時点)
一言で言うと、旧劇を翻訳してわかりやすくしただけ。
まさかエヴァ好きでエヴァオマージュを盛り込んだアニメが旧劇と同じ結論に達するとはね・・・
「雪・・・」で消失オマージュを入れてるとか、特撮とか、いろいろ良いところもあるけれど、今回は不満点に絞って考察し、記事を書こうと思います。
全体的には高評価だし出来の良いアニメだと思ってます。結論以外は。
1. 現実と作中世界の関係はない?
立花との別れ方、現実での容姿の違いから、現実と作中世界は関係がないように思える。
つまり、本当にアカネが1から作った世界と人々。
だとすると、登場人物たちの関わりはこれ以上広がることがなく、これまでの背景もなかったことになる。
これ、いわゆる夢オチですよね。
良い方向に解釈すると、のび太の創世日記みたいな感じかな。
だとすると他の点での不満が強まるわけですが・・・
2. なぜアカネだけ還る?
この世界はアカネが作ったものであるため、すべてはアカネの心の一部だと考えていた。
あの街でいらないものが集まる場所にジャンクがあり、アカネが自分の中で不要だと思ったものがヒーロー性で、その捨てたかつての自分の心に最後は救われるという関係。
立花がジャンク屋にいたのも、「大人っぽく振る舞う自分=髪の長い現実の自分」は本当は嫌だと思ってるから。
現実では今まで立花のように振る舞っていたが、理想ではアカネにようになりたかった。
そんな不要な自分にも本当の子供っぽい自分を好きになってほしいというアカネの複雑な思い。
問川も先生もアカネの気に食わないことはしたけど、アカネ自身もそれに相当する振る舞いをしていた。
あれはアカネの中の「嫌いな自分」でもあり、そこを消そうとしてたと言える。
そして最終回には、街ごと全部、自分のすべてを受け入れて1人の現実の人格に帰る!
こんなふうに考えるとおもしろいなぁと思っていた。
でも、アカネだけが帰ってしまった。
アカネは理想の自分。才色兼備で人気者、しかも好き勝手振る舞える自分。
ちょっと変化はあったにしても、それだけ現実に還すのはどういう意味があるんだろう?
アンチもアカネから分岐したヒーロー願望だったはず。
じゃあアカネは心の一部をこの世界に残したということ?それともヒーローに憧れる自分は置いてきたってこと?
どちらにしてもしっくりこない。
3. アカネの責任は?
「命あるもの」とかやり取りがあったけど、アカネには命を奪ってきた責任がある。
改心とはいえそれだけで済む話ではないし、このあと世界はそのままアカネ無しで続きますって言われてもね・・・
これだと「誰でも持ってる『朝起きたくねぇ~学校なくなれ!』みたいな負の感情を食い物にする怪物がいるのです・・・おそろしや・・・」くらいのストーリーでしかないように見えてしまう。
4. 現実に返ろう!ってそれエヴァでやられてるから
作り物の都合の良い世界じゃなくて現実に帰ろう!ってんじゃエヴァ旧劇の焼き直しでしかないと思う。
というかそれをエヴァでやったから、その後に「自分は自分だから好きな生き方で良いんだよ」みたいなアニメがでてきたわけで、後退した感は否めない。
個人的にはUNIONと心の瞳からして「大人になりたくない自分/子供の頃みたいに純粋に好きなことをしたい自分」と「大人のふりをしてしまう自分/大人にならなきゃいけない世界」の中で答えを見つけるアニメだと思っていた。
最終回では、消したい自分も、消したくない自分も、好きになってもらいたい自分も、全部自分だから。
みたいな感じを想像していたし、もっとすごい結末が来るだろうと期待していた。
正直肩透かしを食らった気分だなぁ。
10話までは本当に最高のアニメになると思っていたんだけど。
それともよ~く考えると違う見方ができるのかな?
しばらくはみなさんの感想をググる日が続きそうだ。
追記:
監督インタビューにて、
・いまさらポストエヴァレースに参加したく、エヴァ前半を意識して作った
・終盤3話はエヴァ前半部分を守る意識が薄弱になって、手癖が出た
とありました。タネを明かせばこんなに単純ということか・・・
https://entertainmentstation.jp/367956
カンタレ沼公園@loliBuddhaルパンPART5最終話 やっぱりラストでサンバ・テンペラード来た。こういうシリーズ物にここまできれいな最終エピソードもらえるって他にないんじゃないか。本当に良かった
2018/09/22 01:38:24
カンタレ沼公園@loliBuddhaルパンはカリオストロの城が代表みたいになっているけど、カリオストロはルパンに引導を渡す物語だった。今作はそういうカリオストロへの反論の要素がかなり強い。本当に良く考えられている。ここまで緻密に作られたアニメは久しぶりだ
2018/09/22 01:47:46
カンタレ沼公園@loliBuddhaカリオストロでは最終的に得た本物のお宝はクラリスの心くらいなんだけど、今回はアミ親子だったりヒトログのA評価だったり、なんだかいろいろ手に入れている。しかし最大の反論はルパンの本心・素顔を見せたこと。カリオストロでは時代錯誤・偽物であるルパンの中にも真実あるということなんだろう。
2018/09/22 01:51:50
カンタレ沼公園@loliBuddha先週と今週で2つの側面からルパンの本心が描かれていてめちゃくちゃ充実だった。このアニメは今後もう何周かしながらゆっくり考えていきたい。
2018/09/22 01:53:04
カテゴリー
アーカイブ