オタクの見た夢

読んだマンガやアニメの感想を書いたり、考察したりしてるつもり。

クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃



★☆☆☆☆ 凡作

3分ポッキリで大爆死した劇場版クレヨンしんちゃん。
それ以降はTV版も劇場版も並以下のものを作り続けている。
今作は並くらいかな。

家族愛とか感動の押し付けありきの展開はもう飽き飽き。
かといって他の突破口があるわけでもなく、もう10年以上無駄にしてしまった。
以前のクレしんにあった輝きは何処に・・・
どこから手を付けたら良くなるのか、もう見当もつかない。
まあ、ムトウユージが監督してたあたりの真の暗黒期は脱したとプラスに捉えるべきか。
最近のラインナップ見返しても、本当に印象に残らない映画ばっかりだなあ・・・

あと、いい加減OP変えてください。

ドラえもん 新・のび太の日本誕生



★★☆☆☆

大山ドラ版の日本誕生はかなり好きな映画なので、心配8割くらいの気持ちで見てみた。
わさドラ映画というと、絵がグネグネしていて、歯茎出して変顔でウケを狙って、軽薄な「ドラ泣き」を押し付けるイメージがあったからだ。
予想に反して、上記の心配は1つも的中しなかった。
1本のアニメ映画としてはまぁまぁな出来で、リメイクじゃなければ褒めていたかもしれない。
しかし、今作はリメイクであり、結論からいうと旧作を見たほうが良い。

リメイク版の最も大きな変更点としては、ギガゾンビを自力で倒すところだろう。
23世紀の科学力を持ったギガゾンビを石器で倒すというアイディアは悪くない。
しかし、このアイディアに飛びついてよく考えずに脚本を書いてしまったからか、以下の歪みが生じた。

■ギガゾンビの能力を「どんな機械も分解できる」に限定してしまった
→ツチダマですらなんでも弾けるのに、下位互換みたいな能力を使うのはおかしい。
 そもそも原始人を相手にしているのに、装備がそれって変じゃない?

■ 石器を使ってギガゾンビを倒すのがドラえもんである
→22世紀と23世紀の戦いで石器を使って「偽物の歴史が本物の歴史に勝てるわけないんだ!」って・・・
 未来からの介入者という点では五十歩百歩でしょう。
 ここはククル自身にやらせないといけなかった。

■TPがこの時代に内偵していたという設定が消えた
→はみ出た部分はドラミちゃんに回収させる。一番楽な方法ですね・・・

TPによって解決する展開を過剰に避けて改変したために、結局なんだかわからない話になってしまった。
「偽物の歴史が本物の歴史に勝てるわけないんだ!」
このメッセージが、作品そのものの自己否定にしか見えない。
21世紀の八鍬監督はそれでいいんでしょうか?

けものフレンズ




★★★☆☆

アイカツで有名なテレ東細谷Pが担当しているとのことで、序盤からチェックしていた。
映像から受ける第一印象は、5分枠のゆるアニメかなという感じだった。
ところが、1話の終盤、2話、3話と見ていくにつれて、その印象は覆される。
特筆されるべきは脚本・演出の良さで、本当に丁寧に作られている。
ひとつひとつの動きに意味があり、それがシリーズを通して大きな流れとなる。
その心地よさこそがアニメ作品の醍醐味であり、人気の秘訣だったのではないかと思う。

ところで、このアニメの裏の顔として、ポストアポカリプス設定がある。
ポストアポカリプスというのは、人類が滅びた後の世界で~みたいな設定のことだ。
けものフレンズを見ていて真っ先に連想したのは、「地球の放課後」という漫画。
人類が謎の生物「ファントム」に食われて消えてしまった東京で自給自足生活を送り、真相に迫る―というような内容の漫画だ。
かわいい見た目と裏腹に、ヘビーに考察されたSF設定がある、かなり良い漫画なのでぜひ読んでほしい。




さて、けものフレンズ最終話では、設定の大部分は明かされないまま終了してしまった。
なぜセルリアンは海に弱いのか、どこまでがジャパリパークなのか、人類は何をしているのか。
謎は山ほど残っている。
もちろん、設定のすべてを説明するアニメは駄作だと思うし、そうする必要は全くないとは思う。
せめて、サーバルちゃんが旧サーバルちゃんを見て涙を流した理由くらいは知りたかったけど・・・

ここで妄想だが、セルリアンの正体を「地球の放課後」的に考えると、(以下反転)
セルリアン(青)はジャパリパークの管理システムのようなものだったのではないかと予想している。
死や生殖がないフレンズを一定期間ごとにリセットし、世代交代を促していたのではないだろうか。
セルリアン(黒)は意図しないサンドスターロウによって産まれた暴走バージョンで、見境なく攻撃を加えてしまう。


GAINAXやTRIGGERのようなアツい最終回は良かったが、当初の構想通りなんだろうか?
次回の映像化が内定していたり、「つづく」の文字があったり、人気を受けて路線変更したような気もする。 
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